鷲羽山にあるトンネル その1
~今は無き 運搬用トンネル~
- 鷲羽山トンネルの出入り口付近は人家が密集しており、爆薬が危険で使えない。
- 鷲羽山地区の作業場にいくには、道路条件が悪く、不便だ。
以上の問題点などを解消する為、
まず初めに、運搬用トンネル(鷲羽山地区運搬用坑道)をつくった。(平面図) これで、トンネル掘削残土出しや 下津井瀬戸大橋主塔(SB2P)への進入路とし道路条件を改善。 また、鷲羽山トンネル(四ツ目トンネル)の
運搬用トンネルを利用し鷲羽山トンネル鉄道部(下段)中央付近に割って入り、
運搬用トンネルはその後どうなったのか、本州四国連絡高速道路㈱に、確認したところ、トンネルは使用後埋めてしまい、現在見ることができないそうです。 田ノ浦パークセンター(橋脚下の田土浦公園入口に在り)付近が入口だったそうです。
実際立って見てください。 「へー こんな所から掘ったのかー」となりますよ~。
あれ?公園内の案内板と違う・・・・現在確認中。
「式内社調査報告 第22巻」確認しました。
社伝に「田ノ浦という地名は、田土浦の訛りでは、ないか」と、 久須見鼻(鷲羽山の南西の岬)から下津井西のはずれまでを田土浦と総称するとの口伝があるので、
古くからの地名がなまったもので 正しいです。
注1 運搬用トンネル施工時、四ツ目トンネルになるかどうか、最終断面決まっていませんでした。 他の調査抗とあわせて決定しました。
注2 鷲羽山トンネル道路部(上段)は片側から工事した。